webデザイナー フリーランス

元管理栄養士の未経験主婦がフリーランスwebデザイナーを目指すまで

2022-02-17

わたしが住むのは北海道旭川市の近くの人口3000人弱の小さな町です。
今までコロナは2年前に1人出た以来、出ていませんでした。
でも、とうとうこの小さな町にもコロナの魔の手が迫ってきて、保育園も休園。
その時にやっぱり思ったのが、フリーランスでよかったなという気持ち。
ということで、今日はフリーランスへの道のりについて書きたいと思います。

webデザイナーを目指したわけ

環境の変化

私の住む町には小児科がありません。
そして、旭川市内まで冬道だと車で片道1時間弱かかります。
以前は管理栄養士として病院で働いていましたが、子供が熱を出したりすると往復40kmの距離を車で爆走して保育園まで迎えにいって、そこからまた小児科のある市内まで車で走ってました。
今思えばよくフルタイムで働いていたなと思うんですが…。

なので今までは保育園が休園になんてなったら

やばい、食材の発注締切いつだっけ…?

今週ってなんか重要な会議あったっけ?

職場の人にもシフト調節と連絡しなきゃ!


こんな感じでもう頭の中は明日からどうしよう!ってグルグル…🌀
自分の仕事がつまるだけならなんとか頑張れるけど、1番辛かったのは同僚などの周囲の人にも迷惑をかけること。
小さな病院って管理栄養士が1人だけってところが多いから、自分が休むと代わりがいないっていう環境も、フルタイムの子育てママには辛い部分でした。

フルタイムの限界。仕事を辞める決断。

育休後はほとんど仕事できないよ。と周りから言われていましたが、
「そんなの脅かしてるだけでしょ〜うちの子強そうだしそこまで休まないでしょ」
くらいに思っていたのですが、1人目の育休復帰の時は本当に仕事に行けませんでした。
保育所に入るとびっくりするくらい感染症をもらってくるのです。
やっと復活したかと思ったらその次の週にはまた違うウイルスに感染。
アデノウイルス、インフルエンザ、RSウイルス、ヒトメタニューモ、突発性発疹、手足口病。
次々とウイルスに感染するたびに、仕事を休まなくてはなりません。
しまいにゃ突発性発疹の時は熱が全然下がらず入院もしました。
その度に職場には迷惑をかけ、自分の親にも来てもらったりしてなんとか仕事に行く日々を過ごしていました。


しかし2人目の子どもが1歳になる直前、重症貧血で入院するということがありました。
1週間近くで無事に退院することはできましたが、その後上の子が臍ヘルニアの手術でまた入院。
復帰直前に起こったこの入院劇で、私の心はポッキリ折れました。
今まで子供が1人の時でもしょっちゅう休んで職場に迷惑をかけていたのに、これで子供2人になったら一体どうなるんだろう…。
職場の人に嫌われるんじゃないか…。
なんて思ったらもう胃がキリキリ…。
そして私は仕事を辞めるという決断をします。

専業主婦になって気づく自分の価値観

その後しばらくは初めての専業主婦というものを楽しんでおりました。
朝仕事に行くのにバタバタすることもない。
子供が熱を出しても迷惑をかけることもない。
なんて自由なんだ!
だけどしばらくすると、あれ?なんだろう。
この物足りない感じ。

私、働きたいんだ。
その時、自分の価値観として ”ママも家の収入源としてお金を稼ぐべき”
という気持ちがあったことに初めて気づきました。

フリーランスwebデザイナーになる!

在宅で働ける仕事を探し始める

そこからの行動は早く、復職しようとスマホで求人情報を調べたり、求人情報誌などを見たり。
ですが、いくらまた働きたいとは思っても、やはりフルタイムで片道20kmかけて仕事に行くのはもう無理だということはわかっていたので、在宅でできる管理栄養士の仕事を探し始めます。
しかし、管理栄養士の資格を活かせる在宅の仕事が少ない
あるのは特定保健指導の業務委託とか。
それも色々応募して面接を受けたりしましたが、…受かりません
久々に就職活動をしてみたけど、子供2人いて、在宅で仕事ができるそんな甘い話はないのか…。
あったとしても狭き門です。
現実に打ちのめされ、不採用の結果が来るたびに落ち込みました。


ですが在宅の仕事を色々調べているうちに私のスマホにはwebデザイナースクールの広告が度々出てくるように。笑
それからインスタグラムではフリーランスで働いている方、女性起業家がたくさんいることに気づきました。
それを見ているうちにこんな世界があるのか!と驚き、そして憧れました。
パソコンひとつで仕事ができるなんてなんて自由なんだろう!
これから子供が大きくなったとき、習い事などをしたくなった時、田舎に住んでいると制限がかかってしまうけど、なるべくなら子供のしたいことをさせてあげたい。
それに飼っている猫が病気になったりしたら猫だけで家においておくのは心配…。
そう考えた時、在宅で働けるwebデザイナーはこれこそ私が求めていたものだったのです。


フリーランスという選択肢

webデザイナーも制作会社などで働くという道もあります。だけどやっぱりやるなら在宅で働けるフリーランスを目指そうと思いました。
今まで働く、仕事を探すとなると求人雑誌をみて、どこかの会社で働くという考えしかありませんでした。
フリーランスなんて、聞いたことはあっても自分には関係ない。違う世界の話だと思っていました。
だけど、フリーランスの道っていろんなところにあります。
管理栄養士は病院や施設で働くだけじゃない。
自分が知らなかっただけで、フリーランスの管理栄養士さんもたくさんいるし、その中でも食育に力を入れているひとや、フリーランスを目指す管理栄養士さんを支援する人もいる。
花屋だって店舗を持たなくたって今は仕事ができる。
会社員という形に縛られないで色々な働き方や仕事があるってことを知って、それをサポートしたいと思いました。


女性はライフステージの変化によって環境が変化します。
夫の転勤
妊娠、出産、介護
色々な環境の変化のせいで自分のやりたいことができない。
好きなことを仕事にできない。
そんなのおかしいですよね。

だから私は

”自分のやりたいことをしたい”
”自分らしく働きたい”

そんな女性の気持ちを大事にして、理想のお客様と出会えるようデザインでサポートしています。

  • この記事を書いた人
megmilk

M.DESIGN

【集客動線構築クリエイター】 ・HP、LP制作 ・ LINE構築(エルメ、エルステップ) ・litlink制作 ・インスタ運用サポート ◇主にオンライン講師業などの1人女性起業家のための集客動線構築トータルサポートをしている。 ◇価値が伝わり、理想のお客様と出会うためのデザイン制作

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