フリーランスの方がホームページを作ると、やっと自分の家ができたような気分になってとっても嬉しいですよね。
長い時間かけてやっと出来上がると、あ〜やっとできた〜おわった〜!と思いがちですが…。
ホームページは「作って終わり」ではなくて「作ってから育てる」ことが大切です。
だから「終わった〜」ではなく、「これから始まるぞ〜」と意気込んで欲しいところ…(●'w'●)
作ったあとの育て方によっては、せっかく作ったホームページが失敗だった…なんてことにも。
「作って終わり」にしないために大事なホームページのポイントをお伝えします。
ホームページを作る上でのポイント3か条
「作る理由」を明確にする
まずは1番大事なポイント。あなたはなぜホームページを作りたい(作った)のですか?
その目的はなんですか?
え?目的?…自分のサービスの詳細を伝えるためかな〜
世界観を伝えたい!
どちらも間違いじゃありません。
だけど、1番の目的ってそこでいいんでしょうか?
そのあと続く言葉がありそうです。
「自分のサービスの詳細を伝えて、お申し込みに繋げたい」
「世界観を伝えて、ファンを増やしたい、認知度を上げてもっと多くの人に知ってもらいたい」
こんな言葉がでてきませんか?
ホームページで何を得たいのか、ゴールはなんなのかということまでを目的として考えていくと、きっと自分の求めていることがわかります。
そのゴールによって、ホームページのコンテンツ内容、webデザイナーの提案も変わってきます。
誰に向けて作るのかを明確にする
あとはホームページを誰に向けて作るのか、自分のお客様となる人はどんな人なのかを考えます。
それが「ペルソナ」というものです。
ペルソナを設定することで、デザインの方向性が決まります。
ペルソナってなに?という方はこちらの記事もどうぞ。
ペルソナを考えるには、実在する人物を探しましょう。あまりにも架空の人物だと、設定を考えるのも大変ですし、実在する人だとリアルなペルソナを考えることができますよ。
自分の今までのお客様や、知り合いなどでこんな感じの人がお客様だといいな〜と思う人を思い浮かべてみてください。
・年齢
・職業
・住んでいる場所
・家族構成
・趣味
・どんなことに不安を感じるか(子供の成長、健康に不安を感じる…など)
・どんなことに喜びを感じるか(おいしいご飯を食べている時…など)
・普段の生活サイクル(朝の起床時間、スマホをいじる時間帯、自分時間、就寝時間など)
本当はもっと細かく設定しますが、こういう考え方や生活サイクルなんかが結構重要になってきます。
キャリアの長い起業家、個人事業主であればこういうペルソナがしっかりと定まっていると思いますが、起業初期の場合だとここがまだ決まっていない場合が多い傾向にあります。ホームページを作る上で大事なポイントになりますので、ヒアリングでお話しを伺って決めていきましょう。
あなたの想い、他との違いを明確にする
ホームページには必ずといってABOUTページ、自己紹介ページがありますよね。そこにはその人の過去だったり、今の仕事に対する思いが書かれているはずです。他にもブログがあればそこにも自己紹介のページもあるはず。
なぜそんなに自分のことを書かなければならないのか?
それはファンになってもらうため。共感してもらうためです。
あなたの過去に共感して、あなたの想いにファンになるのです。
そしてあなたのこだわりや他との違いを明確にすることで、さらにお客様はあなたのファンになります。
ホームページを作ったあと、失敗にならないために
ここまでポイントを3つお伝えしました。フリーランスの方にとってホームページは今やなくてはならないもの。
そのホームページを失敗せずに作るにはwebデザイナーとあなたが二人三脚で作り上げるという認識が必要です。
そして、作った後ここからホームページを育てていくために必要なのが更新です。
あなたはネットで情報を探しているとき、1年前に更新がとまったホームページをみてどう思いますか?
「えっ…ここってまだやってるのかな?」
「大丈夫かな…」
と不安になりませんか?信頼を得られるはずのホームページが、逆に不安や心配を感じさせる要因になってしまうことだってあります。
逆に最初から更新する気がないのなら、ブログなどの更新機能はいっそのことつけない方がいいと思います。
忙しくてそこまで手が回らないのであれば、ホームページの更新は誰かにお願いするというのも手です。
ホームページを作ってくれたwebデザイナーさんによっては、更新や保守までやってくれる方もいらっしゃいますので契約を結んでお願いしちゃうのもありですよ!